答えはいらない そんなの嘘だろう 誰もが生きてく理由が欲しいだろう 両手はポケットに突っ込んだままで 寒空 くわえたタバコが燃え尽きる 絶望を口にする伸びてゆく影 埋もれてたまるか こんな日々に 風を受けて また立ち上がれ 水面に咲く満月の「凛」よ 「俺はここだ」叫んだ声は 夜空に溶けて消えた 理解った顔したインポの路上よ 「何かが違う」と違和感の塊 俺という存在が街の空気を 押し返しギラつき突っ立っている 独り描くその輪を越えて 世界さえも喰い尽くしてやれ 蒼く燃える熱情だけが 道を照らしてゆく 絶望 孤独 月明かり 死にゆく勇気なんてない それなら生きるしかねえだろ 息を詰めて駆け抜けろ 風を受けて また立ち上がれ 水面に咲く満月の「凛」よ 「俺はここだ」叫んだ声は 夜空に溶けて 独り描くその輪を越えて 世界さえも喰い尽くしてやれ 蒼く燃える熱情だけが 道を照らしてゆく