朝練が辛いけど 遠い街に住むあなたの存在だけが わたしの 生きがいになっているのです 長電話になる 度にお互いに謝っちゃって あなたが切ってよ...って、 数秒後に話し始めちゃうんだ 体育館 シューズの音でスイッチを切り 替えたら あなたの知らない わたしの一面 いつか見せてあげるからね 弧を描く長い距離のシュートは あなたの胸まで届けるイメージで 手を広げ迎えてくれるあなたの笑顔 描いては消え なかなか実現しないのです たまに会えば映画なんてまったく 分かってないよね ほんの数秒でもあなたとの会話を 楽しみたいのです 好きなだけじゃダメなのかな? 時折すれ違うことで ケンカにもなるし 嫌なことから逃げ出したくなるの 後味の悪い 果実をかじってしまったみたいだ どうしてあの時に 言えなかったの... ごめんなさいの一言 眠れない夜が続くたび 会えない時間が長く感じるの 届く距離のゴールも届かないの 今は素直にあなたに会いたい 恋も部活も充実の毎日が当たり 前だと思っていたけれど また会えた時も会えない時も 大切にするよ 笑っていたいから 高校最後の試合に来て欲しい ユニフォーム姿のわたしを見て 欲しい 遠距離で見上げた空に虹をかけるよ 諦めないわ 二人の距離 わたしの恋 弧を描く長い距離のシュートは あなたの胸まで届けるイメージで 手を広げ迎えてくれるあなたの笑顔 長い距離には誰よりも 得意でいたいのです 卒業してもこの試合を 忘れはしないでしょう