例えば 僕を救うラブソングがあったら? 天才なんかじゃなかった ただの夜の鼻歌が 思ったよりちょっと ちょっと 世界にウケただけ。 限界なんかじゃなかった 多分 だって音楽は好きだったし まあこれくらい耐えなきゃ 生きてらんないよな。 「はーあ」 平凡なんかじゃ嫌だった 一瞬だけでよかった 神様になれたかな 君の神様になれたのかな 「誰も嫌いたくなかった」 心底そう思った きっとあなたにもボロが出て 嫌われて 捨てられて ありがとうより 「ごめんなさい」 の方が多い人生だったな 今までの理不尽に色をつけるように 音楽をはじめた。 「ただ、あいされたかった」 例えば僕を救う ラブソングがあったら。 答えてよ ねえ 答えてよ 君も僕を捨てるの? あなたが「好き」だなんて言った 僕は僕を愛せたのに ぜんぶ 言葉でしかないのに 中坊が曲を作ったら 苦労人が歌ったら 何かすごいのか? 若さなんてすぐ消える お湯を入れて3分待ったら できちゃった神曲(笑) インスタント感覚で 音楽をやるんじゃねえ この歌もいつか 無駄になって 「今更なにを」 なんて言われるだろうか まだ 歌えるだろうか 天才なんかじゃなかった (金も才能もあるくせに) 天才なんかじゃなかった (悩みなんてなさそうで) 嫌いになりたくなかった (なんとも羨ましい女だった) 嫌われるのが怖かった ただ あいされたかった。 例えば 僕を巣喰う ラブソングがあったら 歌えるよ まだ歌えるよ 君も僕を捨てるの? あなたが「好き」 だなんて言ってくれた 私の歌が すこし愛しくて このまま 消えてしまおう 天才なんかじゃなかった ただの夜の鼻歌が あなたの あなたのそばで 息をしていますように。
