ごめんね胃袋オブセッション

歌詞

居間になんかないかな 落下傘と保冷剤 納戸になんかないかな ワイングラスと文庫本 甘い液体を含んだまま 地平に沈んでしまう衛星 アイスもケーキもキャンディも そこに隠したのに ごめんね胃袋 なにが食べたい きみの好きなものでいいから言って 胃袋、なにが飲みたい きみの好きなものはなに 冷たいマントル抱え 水時計は一人ぼっちだ 寒い冬が終わるたびに 聞きたいんか梅花譚 長針短針さしていく 時間に怯えて不安不安 迷子になった気分 ぼくはどこにいる テンテンハンソク 夜眠れず 同じことばかり考えてた 胃袋、寝れやしない きみにミルクをあげよう 月明かり入らぬ場所で 戯画を描く 星たちが嫉妬するような 物語を書く 歪んだぼくは外にも出ず 家の中だけで英雄気取り はやく外に出なきゃ 何かを食べなくちゃ ごめんね胃袋 なにが食べたい きみの好きなものでいいから言って 胃袋 なにが飲みたい きみの好きなものはなに だんだん春の淡き影が 冬の空白を満たすでしょう 胃袋、もう少しだけ 待っていてね きみの好きなものを あげる あげる ごめんね胃袋 ごめんね胃袋 ごめんね胃袋 ごめんね胃袋 ごめんね胃袋