夕暮れに見えた月は儚く脆い自分 自転車で夜の街を走って重なる 月の影 強い心はいらない 少しの勇気を そのままの自分で進めばいいよ 私もゆっくり進んでいくからね 夏の夜は 虫の音に消されてしまいそう 自分の存在があまりに小さすぎて まだ黄色のままだよ 青にもなるから 何かが足りなくて沈むトコもね 誰か隣でほら助けてくれるから 「急に恐くなるときだってある 辛くなるときだってある それに人は弱い生き物だから 全部を背負うのはあまりに重い あなたは小さな小箱ほどの荷物しか 持てないかもしれない そんな自分を嘆く 事があるかもしれない でも、それでも、 前に進むことができる」 手探りの時間は私にとって 大切な時だった 明日をはじめよう