雪解け水で顔洗う明け方 目ぇ覚めた 疑うわけじゃないが 自分がやるべきことがない 見つからずに忘れる物語 ただ力を誇示するだけじゃない 我慢しても落ち着くわけじゃない 生きるため…仕方ない でも突っ張れてなきゃ男じゃない 志は今ここから 拳を握った千葉の夜中 迷いの呻きが今も木霊 本当の笑顔を見たことがない いつ終わるかわからん人生が 閉じるのを恐れるのが人間だ 俺は名前の通りの妖怪だ でも死ぬのはやっぱり怖いな ※桜吹雪 祭囃子 松ぼっくり 雪の兎 一度きりの四季折々 季節毎の風景 生きるも死ぬも運命 春化秋冬 涙滲む程の偶然 春は出会いと別れの季節 さよならじゃなくてまたねと 言える? 穏やかな川の流れを見てる 魚が跳ね水の中へと消える 舞い込んでくる夏フェスのオファー 舞い上がらない 忘れるものか 経験は身を助けるものさ 溢れる言葉がぶれることはない 必死につま先で立つどんぐり 秋の風に流される雲行き 肌寒い道で歌う勝負師 魂が宿る 使う道具に リングの中で戦う年末 一等賞で必ず電話する 俺なら叩く電卓より胸高まる選択 ※ 本当は正直になるのが怖いんだ 「かっこいい!」 と思われてる自分でありたいんだ rapperとしても男としてもまだ 弱いんだ だけどやっぱ 「かっこいい!」って言われて 終わりたいんだ 止まらない時間の中でいろんなもの を失って ポケットに手を突っ込んで過去を 振り返ってる 出来なかった事柄から出来上がった 言葉 捻じ曲がった算盤 捨てきれなかった大人 酒浸りで暴れていた友達を 抱きしめた 捨てばちになるな そんなにお前は弱くない 「放っといて頂戴」と妹が泣いてた 思考が止まってもまだ信じようと 足掻いてた 惨めでも頑張れる 「意地でもやってやるぜ」っていう と背中押してくれる 君のお陰なんだね いつも笑えねえ傷を抱えて 見てろと騒いてる季節の変わり目 ※ 木々の緑と 未知の人々 日々の祈りと 四季折々を 生きている 俺生きている 生きてる お前も生きている 祖国の土を踏んで生きる 躓きながら進んでいく 生きている 俺生きている 生きてる お前も生きている