涙したあの人に 何を言えばよかったろう? 笑ってほしかったのに 何をしてあげられたろう? 与えられてばかりだ 教えられてばかりだ 愛されたいと嘆いては 愛する人を遠ざけていた 傷つく人に出会って 自分の傷の意味を知った 痛み分かち合えるって 光に思えた 始まりも終わりも知らされず 誰もが今を歩いている 巡り合う命の繋がりを 人は愛と呼ぶ いつか帰るべき故郷を 探し続ける旅人 君のこと 今もこの街のどこかで 待っている人がいる <♪> ささやかな喜びに すぐに慣れていくくせに ささやかな寂しさに いつまでも敏感なままだ 互いに返す刃で 遠ざけあう関係 傷つけられるよりも 傷つける方が痛い 頼れる人失って 愛されていたことを知った 帰れる場所失って 旅は始まった 生まれてくるときは皆一人 息絶えるときも一人 寄り添った思い出の 欠片を幸せと呼ぶ いつか帰るべき故郷を 探し続ける旅人 悲しみもいつか笑顔に 変えられる日が来ると 信じている 「いつか忘れ去られるなら 生きていく 意味なんてないよ」と 聞こえている 声が聞こえてくるけど 君が見つけた温もりを 誰かに届けられる時が 来るのなら いつか来るのなら <♪> 始まりも終わりも知らされず 誰もが今を歩いている 巡り合う命の繋がりを 人は愛と呼ぶ 生まれてくるときは皆一人 息絶えるときも一人 寄り添った 思い出の欠片を幸せと呼ぶ いつか帰るべき故郷を 探し続ける旅人 君のこと 今もこの街のどこかで 待っている人がいる