狼煙

歌詞

短絡的な言葉で悲劇を語るときは 涙への侮辱とそう変わりはしない 自分で出した答えが間違いを 知ったとして 導き方さえ誰かに委ねるよりは マシさ あれせぇ これせぇ どうせぇっちゅうがな あれせぇ これせぇ どうせぇ人のせい うるせぇ やるせねぇ 争いを逃れながら疑心暗鬼の日常 狡猾な優しさがお前の野性を奪う 子供の頃に聴いた愉快な筈の童謡 間抜けな訳詞の裏 見抜けなかった狂気 あれせぇ これせぇ どうせぇっちゅうがな あれせぇ これせぇ どうせぇ人のせい うるせぇやるせねぇ イーアイイーアイオー 放たれた羊が騒ぎ出す 仮初の自由を手に入れれば 疑うことも知らずに イーアイイーアイオー 狙う獣の鼓動が高鳴る 月の灯り雲に遮られて風が止まる 静寂に イーアイイーアイオーイーアイイー アイオー 本当に悪いのは 仕組まれたあいつじゃない 本当に悪いのは 騙されたあいつじゃない 本当に悪いのはお前の目には 映らない 本当に悪いのは煙の中ほくそ笑む イーアイイーアイオー 牙を怖れた銃が響く頃 煙に巻かれたひとつの真実 亡骸は無口だった イーアイイーアイオー 笛吹きは今日も音色奏でる 甘い調べよ、誘うがままに 光の中の影へと イーアイイーアイオーイーアイイー アイオー