枯れるけれども無邪気な顔で 健気に咲く花を摘む様に 是か非を問えば今もわからず 疑う事だけを繰り返す 逆らう度に覚えたものは 気持ちと裏腹の砂混じり 奪え奪え幾つも 守るものがあるが為に 人はどうして生まれてきた 気付けばまた鏡の前 お前は誰だ 歪む景色に理由を探せば 見えない物ばかり目の前に 許しも乞わず見つけたものは 心も欺いた嘘笑い 裁け裁け幾つも 情けさえも安く売れば 当たり前の非常識を 宿しながら誰もが皆 人はどうして生まれてきた 気付けばまた鏡の前 お前は誰だ 溺れる魚の様に 鬼の目にも涙 夢はいつしか現 鬼の目にも涙 雲流れ陽を閉ざし 空でさえ泣き笑え 何処なんだ何処なのだ 輝きは何処なのだ 絶望と希望の狭間で