騒がしきは電脳

歌詞

どこで降りようか浮きあがった 環状線 何を急ぐのか加速するリズムから 視界から逃れてく景色はすぐに消え 入ってしまって 次の決まったテクスチャを読み 込んで行く 未踏はもうないな つらつらさらさらと 蔑んだようでもなく いまいまつぎいまに 踏み込んでは唸り出す 座標のマジックを信じては取り乱す 忘れ出した感覚はまだ掴めないまま 利害で回るエンジンが称賛だけで 呻いたなら 視界から消えても歪むだけだろう 歪むだけだろう 塞は投げられた写し鏡から 七や八のあるはずのない目が見えた 行かないでと聞ける 空白に下車する 浮かべる数拍 踏むごとに立ち上がる 虚構の町をまたぐ 損得はどこって 笑うコントロールルーム 冒涜を弔う ホログラムのご乗車 コールドスリープ、タイムリープ 先人たちのゲーム いつか触れ合う 自らを埋め直すクレバス なにもかもが0とfの間 それはいとも容易く 手酷く絵画を滲ます 忘れ去った満足がいざ 死んでみたらどうだ 利害で回るエンジンが称賛だけで 呻いたなら 視界から消えても 歪むだけだろうそれだけだろう 利害で回るエンジンが 罵倒だけでえずいたなら 視界から消えても歪むだけだろう 歪むだけだろう 塞は投げられた写し鏡から 七や八のあるはずのない目が見えた 行かないでと聞ける どこで降りようか 傾いて軋み散らす火花さえ 祝いの讃歌に聞こえたんだから 異論はもう無いな いまいまつぎいまをひりだして 素晴らしい絵画を描き出す 騒がしきは電脳