テーブルに置かれた 丸まったバスタオル あんなに邪魔だったのに 今は愛おしいな 少しバカになったドライヤーで 今日も髪の毛を乾かすよ あなたが居なくなったら 寂しくてきっと 生きていけなく なるって言うと必ず そんな事ないよって 笑ってあなたは 言ったけど もう消えてしまいそうです いいえ もう消えてしまった ようなものなのか いつも何かを忘れていって あれやこれを見る度に 思い出すんだよ あなたのくれた本の包み紙も 何故かずっと捨てられなかった <♪> 目が回る体の奥が闇に隠れる あんなに楽しかったのに 今は悲しいな 約束もしるしも いらないよって あなたに言ったけど そう前になくしたような いいえ ゆっくり言えなく なっていったのか いつかのあなたの右手が 凍える夜中から 連れ出してくれたんだよ 嘘の混じった優しい言葉に 嘘の混じったあたしの笑顔 そんな事も全部全部 全てだったよって この部屋に集めて 少しバカになったドライヤーで ねぇもう一度乾かそうよ <♪> 涙が出る程愛してる 指を這わせ 抱き寄せて頬を刺して いつも何かを忘れていって あれやこれを見る度に 思い出すんだよ あなたのくれた本の包み紙も 何故かずっと捨てられなかった 側に居ても寂しかったのに 側に居ても寂しかったのに