ふたつ離れた透明が 転がって隣り合った 石ころが止まるように ふたつ並んだ透明が 見つけたがった運命の 在処は未だ 誰も知らない ひとつ生まれた世界の 秘密基地みたいな宇宙を 夢中で泳いで 笑って 探した 君だけのものじゃなくて 君だけのでもなくて 僕らだけの宝物 預け合った小さな呪いがただ 愛おしく傷んでいる 心が望む方へ 思い出を杖にして その身体を運んで 明日がある世界へ たまには立ち止まって 涙の手紙読んで 気が向いたら進んで 足跡 栞にして それじゃあ またね ふたつ並んだ透明は ひとつになれやしないんだ 別々の形 触れて 嫌った 本当は気付いていたんだ 鏡みたいなもんだって 巡る季節が僕らをあの日に還すよ 何かになろうとして 随分歩いたな この歌 墓標にして いつかまた会えるかな ふたつ離れた透明が 転がって隣り合った 石ころが止まるように ふたつ並んだ透明が 見つけたがった運命の 在処は未だ 誰も知らない 心が望む方へ 思い出を杖にして その身体を運んで 明日がある世界へ たまには立ち止まって 涙の手紙読んで 気が向いたら進んで 足跡 栞にして 晴れた日には走って 転んで また歩いて 雨の日には休んで 隣の人を愛して 時々思い出して 君がくれた名前を 僕は此処に生きるよ 此処でずっと歌うよ それじゃあ またね My name is your life