呆れるほどに恵まれている 行き交う言葉を巡る疲労 この世界に無造作に置かれて ぼんやりとした光を握る 私は私でいたいのに なぜそれを諦めようとするのか 悔しくてたまらない 私を信じていたい 祈りをやめないさ 知らない街を知りたがる 知らない海を知りたがる 知らない君を知りたがっている もっと簡単でいいんだよなあ 知らない街を知りたがる 知らない海を知りたがる 知らない君を知りたがっているんだ 生きとし生けるものを愛せ 夕方5時の鐘 スミレ色の空 君と、私 互いが互い灯らせて 互いが互いの影を守った 明日もどこかで君と 目覚めたいだけなのさ それで十分なのだ 知らない街を知りたがる 知らない海を知りたがる 知らない君を知りたがっている もっと簡単でいいんだよなあ 知らない街を知りたがる 知らない海を知りたがる 知らない君を知りたがっているんだ 生きとし生けるものを愛せ