あなたに出会りた時 笑顔が似合っていた とても楽しい人だと思ったわ 名前も知らないのに 忘れられないでいた 思いがけなくまた出会えるなんて 愛の始まる予感が心にこみあげる どうしていいのか迷うけれど 傷ついた遠い日から隠し続けてきた 揺らめく気持ちをもう一度思い出させて 身軽なふたりじゃない 生きてきた過去の道 あなた それさえ愛すとささやくの? 幸せは愛だけでは望めやしないから 何度もあきらめかけた昨日 かたくなだった私が不意にほどけてゆく 絡めたまなざし それだけで求め合うのよ 愛の始まる予感が心に押し寄せる どうしていいのか迷うけれど たよりなく触れた指のかすかな温もりを それでも素直にいさぎよく信じたいから