香りが夜を運んで 伏せた瞳の先に 選んだ言葉が遊んで 笑みを浮かべている 眠りにつくような声で 探す心の行方 触れた手のひらの熱が すぐに忘れられたら 飾りのない時間だけを 重ねて行けたらいい 終わりのない想いだけは そっと端に置いておけたらいい 残り香朝まで引きずり 咽せた喉の奥では 寝かせた言葉が並んで 熱を帯びているよう 終わりのない時間だけを 重ねて行けたらいい 飾りのない想いだけを そっと側に置いておけたらいい 飾りのない時間だけを 重ねて行けたらいい 終わりのない想いだけは そっと端に置いておかなくちゃ