気が憑いて何年目 あたしのこと覚えてないよね 名声ばっか楽しいね 目先の話だけに甘いよね 捨てられた言霊を集め ただただ、 やるべきを成す甲斐性もなく お前のやったこと忘れてないからな 陽と陰に目が眩む度に 神頼みする影は濁る様 愚かな行いも選択も導きだした 災難がその穢れ 最後はただ見て見ぬふりなだけ 哀願、のたまってんの。 挫折と悟りと焦燥感 故に取った自傷と優越感 抉る心臓は膿んだまま 埋めこむ種は胃を伝って成る 捨てられた憧憬を集め ただただ、 やるべきを成す甲斐性もなく お前のやったこと愚かな儘だな 鏡越しに写る呪縛たちに 「悔やむならそもそもするなよ」と 誰かの焼き直しばっか つぎはぎに縫った 浅はかなその果てで 最後はただ見て見ぬふりなだけ 哀願、のたまってんの。