鏡のような薄雲 遠い光がぼやけて今日が閉じる 星明かりに会えたら 宝物が見つかる気がしていたのに 夜に浸るバルコニー 夢見る合間に、 煙草のにおいが揺らいで 空っぽになりきれない心 羽が生えて、 このまま飛んでゆければ 星を越えたらそらの向こう 終わらない世界があるの 銀河を泳いで流れ星のように 映画のワンシーンより優雅に踊る 瞬きひとつ、薄れた空想 馬鹿だな 風が笑ってる 瞳閉じればゆめの向こう 終わらない世界があるの 銀河を渡って、私だけの国 おとぎ話より永遠(とわ)の幸せ 瞼の裏で千切れた空想 馬鹿だな 明日がやってくる