Track by佐藤原材料
ねぇ、泣きそうだよ あなたのつけた足跡の横を歩いて 遠回りをした 反対を向くツマ先とすれ違うように 何度も振り返るけど きっと粉雪に染まって あなたを忘れたら 忘れられたなら 何回目の冬だろう? あなたが最後にくれたキスが 苦くて切ないまま 自販機でただ何気なく買って 思い出す 苦くて懐かしい甘さ ねぇ、忘れはしないよ もう何回目の冬? あなたがくれたたくさんが今 わたしのすべてだから もう大丈夫かな わたしのつけた足跡だけが続く道 遠回りをして ふたりがいた冬から芽吹く 春の彼方へと