白色のコンバースを履いた君は みんなよりも大人に見えて 私なんかって不安になって みんなと違う景色を見ている君は どこか冷静で何を感じて 何を思ってるの? でも2人で眺めた景色は 私にも見える この先もずっと 同じものを共有したい 何も無い薄汚れた思い出たちも アイデンティティも洗って流して 何も無い君も知らない明日のことも 不安も全部笑って殺して消えた 白色のコンバースを履いた 君は単純で 動物みたいにたまに見せる 子供のような笑顔 手を繋いで2人歩いた あの日の帰りに 君の横顔が暗くて見えないの 今君は泣いているの? かかとの擦れた私の靴は 君なんかよりもずっと汚れていて 何も無い薄汚れた思い出たちも アイデンティティも洗って流して 何も無い枯れてしまった私の声も 痛みも全部静かに殺して消えた …