今温もりが消えたその後で ぼくらの願いも嘘になるならば 「行かないで」 君の声が木霊して 全てを忘れていく 〈♪〉 四角い箱に取り残された 揺りかごは酷く無機質で 重たくなって零れたはずの 愛しさがそれでも残った 僕の言葉が僕の心が 暖かく君を 照らして いつか 届くのなら 今振り向いて視線が絡んだ そんな瞬間も罪となるならば 「聞かないで」 何も話したくないよ 全てを忘れても このまま 繰り返す色のない世界でまた 飽きもせず傷を増やしてく サヨナラがいつかくると 知っていて 行き場もなく彷徨う 〈♪〉 長い時間を費やしている 砂のお城とは知りながら それでも今日も積み上げていく いつか壊す日がくるまでは 例えば今夜昔見ていた 同じ光の 月さえも いつか 変わるのなら あと少しだけ隣にいさせて 夜の帳がおちてくそれまでは 「泣かないで」一言が胸を叩き 留まる事もなく 互いの 気持ちなら誰よりも強く 分かり合えてると 信じていたこと 幻想が作り出した未来図に 僕らの夢が滲む どうすれば微笑んだの? こんなんじゃ笑えないよ? この声が届く様に もう一度 もう一度 僕の言葉が僕の心が 暖かく君を照らして いつか 輝くなら 今 温もりが消えたその後で ぼくらの願いも嘘になるならば 「行かないで」 君の声が木霊して 全てを忘れても このまま 繰り返す 色のない世界でまた 君のこと愛しく思うよ サヨナラがいつかくると 知っていて 行き場もなく彷徨う