Track byハンバート ハンバート
君が家を出てどれくらいだろうか もう長い夜にも慣れてしまった 露に濡れた花も夕日に染まる街も 僕には全て色褪せて見える ああ、いとしい君よ この胸に戻っておくれ 愚かだった僕の一言が君を 知らないうちに深く傷つけていた 僕らの庭にも もうそろそろ 君の育てたひなぎくが咲くころだ ああ、いとしい君よ この僕を許してほしい 季節のない街の陽のあたらぬ家で 君の帰りをただ待っている