二人で手を取り合ったことも 蓋をした過去も積み上げ 何をもって満足していたの 見えていたことしかわからない 隣のあなたはどう思ってた 悲しみも喜びも全部 二人で生み出してきたことが 二人で埋めた世界だった 一人で生きていくよりももっと 未来はすぐそばにあった 明日へ向かって眠れたんだ ここまでの僕たちは いなくなってしまった あなたは息を止めた また時間に蓋をして また今日へ向かって眠るの 日差しが割れていくよ 足元が崩れていく 収束していく世界 僕はまだ追いつけない あなたに出会えた事実は あなたが生きたことは 誰よりも僕が覚えている 無かったことにはしない いなくなってしまった あなたは息を止めた また時間に蓋をして また今日へ向かって眠るの 日差しが割れていくよ 足元が崩れていく 収束していく世界 僕はまだ追いつけない ああ 輝ける満月が妬ましい 欠けた胸を体を見透かされて どこまでも透き通って襲う ああ 別れの鐘が鳴った ここで区切れと天使は歌う ああ これからの悲しみも 喜びも 僕には足りない