君はいつだって 現状に満足できないふうだね 過去に縋ったって 張りぼては取れて無くなってるよ エタノール滴ってた言葉たちが 尖って聞こえた気がしたのは 思い込みなのさ 独創の呪文と嘯いた 見飽きたテンプレートなんか 届かないさ 青春の景色は遠い街に変わった でも過去にはなっていない 10代と現在が連鎖した時空で 真っ白な小人だった時間が 君にも僕にだってあったはずなのに どこでドス黒い赤に 染まってしまったんだろう 憶えてないんだ 魔法が解けてさようなら 気づかないふりに気づかない人 文字化けした自意識に用事はない I don't know 君はどうなった? 全てが立ち去ってしまっても 想定の範囲だと 孤独に浸って嗤っていた 錆びついて 切れなくなった言葉たちは 最初から切ることのできない レプリカだっただけなのさ いつどこで拾ったものかも 忘れ去ってしまいたかった模造品さ まやかし解けてさようなら 判ったつもりの恥ずかしい街 身に覚えの無い叱咤に用事はない I don't know 真っ白な小人だった時間が 君にも僕にだってあったはずなのに 魔法が解けてさようなら 気づかないふりに気づかない人 文字化けした自意識に用事はない I don't know