デコイだった恋で バターになってお別れ 皮肉屋はユーモア気取って ニューナンブぎった逃走劇 あひるぐちした愛で 光った街並みは眠らない 花言葉知ったかぶりして 背伸びのきみはどうしようもなく 苦いコーヒーと塞翁が馬 無邪気にほころぶ細い目で 青い血管が艶(いろ)っぽいよ boy 非常にいけない気がした 嫌いな訳じゃない でもバラードは唄わない 御託が唾液と絡まって 拡声器越し 丑三つ時 ありったけ欲しがってたから 彼奴も彼の子までいなくなった 鋭敏な味覚翳して 刺激に慣れちゃって途方に暮れてた 甘い洋菓子と反面教師 漆黒になびく髪のwaveと 似合う頬紅がうざったいよ boy 無性に触りたい色だった 息がとまるファッシネイトが 朝に溶けてわたしを見てる カラフルだね 行きずりだったくせに 微熱が下がらない 未だマス対マスかき迷路 どんぶりで私腹を肥やして ピンハネで錦飾ってんだって あまりにも興味がない 灼熱の不死鳥へと蘇った 橙に翅を燃やして警笛の向こうへ 飛び去っていったね 身から出た錆が感染経路 顎に押し付けた散弾銃で 意味なんて初めっからないよ boy いつかは壊れる気がした 苦いコーヒーと塞翁が馬 無邪気にほころぶ細い目で 青い血管が艶(いろ)っぽいよ boy 非常にいけない気がした