ポケットに手を突っ込んだ 僕を追い越してゆく自転車たち もう通ることもない 通い慣れた道で 思わず立ちすくんでしまうよ いつもの公園を抜けて 見上げた空は眩しくて 出会いの数の別れの中で どうして思い出はいつも輝くの ひらりひらりと舞い落ちる花びら いま君もどこかで見ていますか? 新しい日々 うまく笑えなくても どうかどうか元気でいて また会えるその日まで 幼い恋と夢だけを 薄っぺらい鞄に詰め込んでた 僕らはいつしか "大人"と言う名の 違う生き物になってく 「変わること」 「変わらないこと」 どちらも大切だって君が 教えてくれたこと思い出すよ 夕暮れのチャイムが 僕の心を急かしても ひらりひらりと舞い落ちる花びら いま君もどこかで見ていますか? 大切な人よ たとえ会えなくても どうかどうか元気でいて この空に祈るから 君がいない道に 桜風が吹いてる いつかまた巡り会う日まで ひらりひらりと舞い上がる花びら いま君の元へと想い届けて 新しい日々 うまく笑えなくても どうかどうか元気でいて この空に願うから