黄昏広がる 街を指す風に 煽られ 諭され 耳を塞ぎこんだ 悲観空想 籠の中羽根はその意味を失った 感情同一線上 夢見が丘に立つ少年よ またそこに行こうと思うんだ 壊せ壊せ 籠壊しその羽根を開け 旅立ち始まり めくるめく日々に 目にした花の芽やけに眩しかった 不可もなくて可もなく ただやり切れるものだけ 手にしてきた安心感 夢見が丘に立つ少年よ まだそこへ行けるかいまだそこへ この背この背中には少年と 同じものがついてんだ まだ見ぬまだ見ぬ世界へ 黄昏広がる街を指す風に 揺らされ気づいた 籠にカギはかかってなかった 夢見が丘に立つ少年よ また出逢えるなんて少年よ 羽ばたき空へ舞う想いは 君と同じ景色幼き僕 壊せ壊せ 壁壊しその先の先へ