夜が明けていくんだ 何もない部屋で君は 涙を零した 眠らない街の明かりが僕を写すんだ 聳え立った電波塔 見下されていた 変われないままでも時間は 進んでいくようだ あの日に戻れはしないさ 確かに残る痛みが生きている 証なのさ 消えてしまいそうでも 零れ出した涙はいつか君を救うのさ 暗い闇に飲み込まれそうでも 零れ落ちた何かがいつかの僕を 見るんだ ブルーアワー 忘れないさ 守りたいものがある 迷う暇なんてない 愛していたから 誰かに愛された 悲しみの欠片 掬い出すのさ 薄明のその向こうへ 零れ出した涙はいつか君を救うのさ 悲しみを超えて此処に居るんだ 零れ落ちた何かがいつかの僕を 見るんだ ブルーアワー 忘れないさ