ふらつかす前提の暑さに足止めた 二つの色で迷って髪染めた ギリギリ信じるレベルでズレた時計 直すのも億劫この先は超級迷宮 さんさんと散らかった部屋を 片付けよう 思い出が出てくんだな もうすぐ学校が終わる頃だから 貴方が好きだ なにあげよあれよあれよ 雲ひとつ浮かべない 灼熱地獄 僕が地球を創ったとか、 壊したとか何とでも書けるそんな中 僕は君に醜いけどただ"好き"と言う もう 願ったり 指先で弧を描いたり 振り出しにさえ戻れない恋が 夏に二つ 御用もないのに また僕らの邪魔をする大魔神 涙も不安と逸らした目線も 愛に向かう ほんの少しだけ 波風浜辺の好き勝手 真っ白に澄んだ手 良く動くもの動いちゃって さるさらとはるはらりら 流る流れどよく似合って ありがとうの「う」の字まで 光尽きて泳いでみせて超級迷宮 目を伏せてみても脳は君見てる 考えてみれば怖い気もするけど 二人の夏だ濡れて濃いより 晴れて色褪せて 透明な青さと まだ冷えた風が口にさせるわ 溢すように鳴いた言葉ごときが 花咲すか この光景を夏と呼んで 僕が僕でいる季節と知っても どこからがどこまでが君で恋だって わかるものか 太陽がそっとはにかんで 特別な恋も許される この決断が間違いと思えば 勘違いだ 偶然の反転 僕が見たいもの その手伸ばして 僕に騙されて 譲れないものもあったっけ どこに置いてきたの もう 願ったり 踏んで蹴って裾が荒んだり 一つずつ折り返して暑いねとでも 笑ってみせて もう 願ったり 指先で弧を描いたり 振り出しにさえ戻れない恋が 夏に二つ 御用もないのに また僕らの邪魔をする大魔神 涙も不安と逸らした目線も 愛に向かう もう 今日が全てなら 明日を見失なってしまうなら 夏が僕を酷く揺さぶってくるから 今挑むよ 偶然の反転 僕が見たいもの その手伸ばして 僕に騙されて 譲れないものを見つけるため 今を忘れさせたの