忘れたような片隅で 窓越しに遠く眺めてるこの街 恋したなごりの街 頬づえつけば今もまだ うしろからあなた足早に来るような 見馴れた灯あかりたち どの日が別れ告げた日か 水割りを前にしのんでも 私わからないわ それでいいのかな 聞いてみたい人はやっぱりあなたよ 愛した事があるために 見えないはずの夜風まで 見えるような街 高速走る車さえ ガラス戸のかなた音もないこの街 いとしい二人の街 飲めないなんて言っていた 私しか知っていないのねあなたは あれきり逢えない人 いつかはどんな思い出も 似たようなものになるかしら 私わからないわ それでいいのかな 今はまだあなたへ想いは行くのね 別れた人がいるために 愛することのその意味が 胸にしみる街