窓ガラス濡らし小雨が降って来た どうしたら濡れずに帰れるかなんて 隣りに貴方がいる事も 忘れて考えてる もう終りね私達 貴方はといえばタバコに火を点けて 話す言葉のかわりにためいきばかり 昔ならすぎ行く時間をおしみ 頬寄せて 夢かたりあったのに 指輪を返すわ貴方 戸扉を開けてよ貴方 今でも少しは好きならば さよならと言ってよ バス通り行きかう車も灯りつけ 淋しさがよけいに胸をしめつける いつもなら貴方に甘えて 不思議はないくらい もう終りね私達 これ以上貴方といても想い出に 悲しみの数が増えるだけなのに 一人になるのが恐いというだけの 理由なら もう少し勇気を アドレス消してよ貴方 写真を燃やしていつか 最後のお願い聞けるなら さよならは貴方から