花びらを揺らす風 秋の空が滲んで溶けるよう まだ滲む空の色 相変わらず君の声がして なんだか意味も無く胸が痛い 相変わらず君の声がした 僕らは何を経て大人になる 隣のおっさんが吐き捨てた どこかで聞いたような ラブストーリー 肝心なところで濁してる 浮ついたそれに頭も痛いよな 建前の誓いも 迫る墓場の前では無力なもんで 不意の口角に刺されそうになる 花びらを揺らす風 秋の空が滲んで溶けるよう まるで僕らのように 君だけを見つめると誓った 僕は居ない まだ残る日々の記憶が 色褪せぬように 花びらを揺らす風 秋の空が滲んで溶けるよう まるで僕らのように 君だけを見つめると誓った 僕は居ない まだ残る日々の記憶が 色褪せぬように この街の色はまた変わっていって 生活はまた加速していって 音の鳴る場所を探した