暮れ残る濃いぶどう色に 電球の神さまが 遠い夜を迎えにいって 「また明日ね」って書き残す 私はまだちょっとさびしくて 行かないでよって 行かないでよって、思うのだけど。 街灯がパチリ よるごはんのにおい ゴールデンタイムの騒がしい (ガヤガヤ) やさしくなりたいだなんて嘘だよ 嘘だってこと、ほんとだよ きっとみんな、寝ちゃうんだろ 朝、思い出したように笑うんだろ 絶望にサッとベールをかけて 逃げ出すための靴を買いに行く 生まれ変わる 生まれ変わる 生まれ変わる にゅーぼん 生まれ変わる 生まれ変わる 生まれ変わる にゅーぼん step by stepでにゅーぼん 置いてけぼりの絶望も 声にだしゃ忘れそうだって それもまた気まぐれだって そうだ 青いクリームソーダ 生きて、残る 生きて、残る 生きて、残る 生き残る 電灯をパチリ 洗濯物のにおい 付けっ放した扇風機(アーアー) 変わってしまっただなんて思うなら その私だって嘘だよ ただ、みんな同じだろ ほら、もう思い出せないだろ 絶望にサッとベールをかけて 逃げ出すための靴を履き慣らす 欲望をずっと追いかけて 息を切らして夜が擦り切れても 生まれ変わる 生まれ変わる 生まれ変わる にゅーぼん 生まれ変わる 生まれ変わる 生まれ変わる にゅーぼん