孤独や戸惑いばかりで 何もかも 信じることさえ できない私も 目が覚めて思うの 柔らかなその温度が 続きますように カーテンの向こう側 誰も知らない 何度目の朝も 優しいばかりじゃ ない世界だけど この目に浮かぶのは 涙より愛おしさ 覚えているから 心の中に 小さくても大切なこと 帰り道の傘の中 夕焼けに染まった坂道 優しく触れた手 はにかんだ君の目 呼吸が止まる瞬間は 気付いてなかった 泣きそうになるほど 私は君を愛していると 世界の誰よりも 何よりも ありふれた日々が 特別になると 教えてくれたね 変わりゆくもの ずっと変わらないもの 全て 抱きしめてみるよ カーテンの向こう側 閉じ切った窓を開けて 優しいばかりじゃない世界だから その目に映るのが 微笑みでありますように 忘れないでねって 心の中で繰り返す 何度目の朝も 差し込む光が照らした 指先で静かに触れて