眠れずに朝が来て またわたしを置いて 世界は動き出す 同じようなつくり顔 倣えずに 俯くまま 滲み出す境界の その先へ こんな世界ならいらない 幕切れ すべて過去になる Ah 雲は流れ街の音が飛ぶ 灯り落として なにもかも失くして 瞼 裏側で旋律が聞こえている 願いも捧げずに 棄てた未来の欠片 愛を見ぬかわりに 醒めることない夢を見よう 光に呑まれて 鼓動がちぎれるまで まだこのまま Sleep on 最果て そして今が絶え Ah 雲は掠れ夜明けかき消え 灯り落として なにもかも失くして 世界の裏側で旋律を歌い紡ぐ