君はどのくらい この道を歩いてきたのだろうか 右も左も分からないまま 聞こえてるかな いや届いてない方がいいかな 気づかれてしまうのは怖いさ 何の前兆もなく 予想も付かず 現れた扉の向こう あぁ 溢れそうで 手を伸ばした夜の空に 掴めなかった星だった 今さらなんてもう言わせないから 動き出した君の明日は 時計よりも忙しく この瞬間(とき)がきっと そうはじまりだから 過去と比べて 超えられない自分に苛立って ペンを握った27時 錆びついた針 時間が止まればいいと願って 走り書きした暗い朝に 傷がついた羽では 飛べやしないだろう 大事なものはきっとその 胸の中にある 手を伸ばした夜の空の 掴めなかった星より 今なら輝いてると言えるよ 進み出した君の時間 誰にも追い越せられやしないから タイムマシンは必要ない 溢れ出した夜の涙 ノートのインクが滲んだ 本当は私そんなに強くない だけどそんなぬるい言葉 誰にも拾ってほしくないから 手を伸ばした夜の空に 掴めなかった星だった 今さらなんてもう言わせないから 動き出した君の明日は 時計よりも忙しく この瞬間(とき)がきっと そうはじまりだから