秋風が吹いて 夏が去ったことに気付いた 「寒くなったら 手を繋ごう」って笑う君 うん そうしよう あなたが望むほど 私は良い人じゃないけど あなたがそう思ってるなら 私もそういようかなって ちょっと思う 8月は21回過ぎて 間違いはただ犯してばかり 瞬いたその刹那 幸せは通り過ぎてく そんな日を 愛してやまないんだ 君と今 頬を撫であって 繋ぐ手と手 向かう目と目 愁いに君が気付かずとも この季節を 愛していたいんだ 君と居る日々を思い描いて 永遠はない 今だけでいいから 今がずっと続けばいい 「飽きたなら言って、 僕ならずっと好きでいるから」 あなたが冗談めいて言う言葉も 嬉しかったの 嬉しかったの 私が望むほど あなたが良い人じゃないこと 気付いているけど ちょっとした匂いや表情 全てが まだ愛しいの 愛されないことだけに気を取られて 愛したいものすらも妬んだ 間違えないことだけが日々の意味を 正しくすることではない この日々を 愛してやまないんだ 君と今 頬を撫であって 繋ぐ手と手 向かう目と目 愁いに君が気付かずとも この時を 愛していたいんだ 君と居る日々を思い描いて 永遠はない 今だけでいいから 今がずっと続けばいい 君がくれた一輪の向日葵 心と共に 枯れる 枯れる 金木犀の香水が香る 私のと違う 飽きの匂い