鳥もさえずる朝に 寝ぼけながら見る鏡に映るのは 魚に花、いもに眼、銀杏に口、 なすびに耳 がついてる感じの 明瞭なようで曖昧なような ちょっぴり不安になるものなんだ そういえば売れてる彼も 最近よく聴く音楽の彼も 雑誌で見るそこの彼女も 全員顔がはっきりしているな 羨ましい訳じゃないけれど いやほんとに 羨ましいとかはないんだけど 世界に仲間はずれに されているようなこの寂しさに 僕はどんな顔をすればいいんだろう まあもうどうしようもないんだろう ららら 誰か恨んでも仕方ないし せめて笑って明日を迎えよう そんで他に誇れるのを探したの 僕らが騒ぐ朝に 寝ぼけながら見る テレビにうつるのは プリンの生地、民家の火事、 狼煙の現場、世界の危機 があたかもあった感じの 明瞭なようで曖昧なような ちょっぴり不安になるものなんだ そうなんだ 燃えている家も ミサイルが飛んでいるあの国も 日常だったはずの彼女も 現実なんて信じられないな 清々しいわけじゃないけれど いや自分じゃなくて 良かったとかはないんだけど 世界に仲間はずれに されているようなこの悲しさに 僕は何を信じればいいんだろう まあ生きていくしかないんだろう ららら どこかで答え見つければいいし せめて泣いて明日に繋げよう そんで自分自身だけは信じたの 少し大人になって 気づいてしまったんだ 胡散臭いこの世界で 生きていくのに何が重要かって それはフェイスフェイスフェイス それはフェイスフェイスフェイス それはフェイスフェイスフェイス フェイス 僕はどんな顔をすればいいんだろう ああ何を信じればいいんだろう まあもうどうしようもないんだろう ただ生きていくしかないんだろう だから信じたものを誇ったの そんでららら僕は残すの ああだから僕は歌うよ おんなじ人間の顔への羨望を だれかに都合のいい世界への信頼を それでも期待する明日への幸福を
