急いでかき集めた能力は ちっとも僕の、力ではなくて 急いでかき集めた思い出は 本当かどうか、分からなくて どうにかしようと、もがいては ここは水の中だと、思い知る どうにかしようと、嘆いては 音になってない言葉が、宙を舞う 信じるものは心に在るだなんて わかってる わかってる わかってるけど 曖昧で良いだなんて思ってないけど 手も足も出ないから、 分からなくなるの 正しさ、 なんて誰にも分からないんだね 分からないんだね 描いていたような世界では ちっともなくて、ぼやけてゆく先で 忘れもしないような思い出も 本当かどうか、見えなくなる 信じるものは心に在るだなんて わかってる わかってる わかってるから 曖昧で良いだなんて思ってないから 今、あなたに全部、伝えたくなるの 正しさ、 なんて誰にも分からないから 伝えたくなるの あっという間に年を重ねて 当たり前のように生きてきて 彷徨って、また血迷って 求めすぎた僕の現実がこれだ ないものねだりの僕らが決めた ないものねだりのルールの中で 彷徨って、 また間違って また彷徨って、また間違って でも彷徨って、 また間違ってもいいよ "曖昧で良い"だなんて 思ってないだろう ただ、踏み出す一歩が恐いだけ たとえ、分からなくなる日がきても 君は強い、君は強い 曖昧で良いだなんて思ってないのに 手も足も出ないから、 声をあげたんだね 正しさ、 なんて誰にも分からないから。 分からないから。