ままならないことばかりをしている よ 問うてばっかで答えが欲しいよ 間に合わない後悔ばかりを 知っていくよ 連れていけなかった君のこと 二度としないと 誓ったことはまたいつかするんだろ う 叱られるのは 嫌うくせに導かれたいなんて エゴの極み 「廊下を走るな」「陰口叩くな」 「飯は残すな」「挨拶忘れるな」 そういうことはあの頃誰もが 教えられているはずなのに 許せない景色ばかりに出くわすよ 過ぎた正義は首を絞めるよ 気に入らない人ばかり目につくよ きっと似ているからなんだろう ひゅるりひゅるりと夜風が耳元で 何かを吐き捨てる 嫌われるのが 怖いくせに優しくできないのは バカの極み 「廊下を走るな」「陰口叩くな」 「飯は残すな」「挨拶忘れるな」 落書きだらけの机の上で 全部覚えたはずなのに 目次すら見当たらない教科書を 今日も開く こじらせた エゴのそもそもの始まりがどっか 教えてよ ページをめくるごとに命も 費えてゆく 全部を読み終えた頃に僕の命も 終わるのだろう 「廊下を走るな」「陰口叩くな」 「飯は残すな」「挨拶忘れるな」 そういうことはあの頃誰もが 教えられているはずなのに 忘れて生きてる探して泣いてる 大人の僕らが欲しい答えは 落書きだらけの机の上で 全部覚えたはずなのに そういうことはあの頃誰もが 教えられているはずなのだ