誰も傷付けたくないと 変な正義感を掲げてからは 相手を気にしすぎてか何でか 身動き一つ取れなくなったよ 便利なはずの千里眼で 余計なものまでが見え始めた あんたの笑顔さえも今は ただ恐ろしくて仕方がないのさ 一体全体 何してんだ そんな場所で何を待ってるんだ 相手は人間なんだから 口に出さなきゃ分かり合えない 一進 踏み出す勇気だったら そんなのは後からついてくんだ 今こそ人混みの中へ飛び込め 尻込みさえ引き連れて 真っ直ぐすぎる あんたの夢 勇敢すぎる あんたの軌跡は すっかり歪んで ひん曲がった この身に あまりに神々しくてさ 今更きっと遅いんだ 肥大化しきった理論を悔やんでも 裸で打ち当たれよって 分かってんだよ できないんだよ 果てしなかった大空と大地が 今や こんなに形式ばってさ まるで誰かを笑ってるみたい 誰なんだ あたしのことか 一体全体 何してんだ そんな場所で何を待ってるんだ 相手は人間なんだから 口に出さなきゃ分かり合えない 一進一退いつもいつでも こんな場所で風を待ってるんだ 今こそ人混みの中へ飛び込む さあ あんたよ 見ていて