Track by伊勢正三
木目のボードには 過行く街の灯流れ まるであの頃が 飛び出してくる宵闇 吐息に曇る窓 想い出重ねた月日 にじませてしまう 愛の終わりはMagic 満たされないことばかり いつも追いかけてしまう 白いシャツさえ色褪せてゆく 時がすべてを変える 旅から戻った日の うつろな君の瞳 たじろいでしまう 男としての瞬間 初めて逢った頃の 記憶をたぐりよせて くりかえせない 時の流れはMagic ルージュの色が変わっても 今は見過ごしてしまう そんな場面を重ねるごとに 疲れてしまったから