一歩進んで ふたつ下がって 少しずつ記憶を辿る 思えばずいぶん おかしな名前をつけたよな、 羽もないのに それでも君を呼べば 何をしてても答えてくれた 果てのない道をあてもなく進もう そこに意味なんていらないよ 何も考えず歩こうよ 僕のパスタを横からつまんで 眠りだす、君は満足そう どこへ行こうと後からついて来る だからだよ、何も怖くない 喧嘩をしたってすぐじゃれ合って 僕は毎日満ち足りていたよ 僕の帰りを出迎えてくれる それがとても嬉しくって 君をぐしゃぐしゃに撫でた 僕の左手と君の両手を繋いで眠ろう いつだって僕らは自由さ 気まぐれな君と だらしない僕はどこか似ていて いつも繋がっているよ 一歩進んで 歩調を合わせて 少しずつ思いのままに行こう 果てない世界をふたりで旅しよう いつかまた君に 会いたくて仕方ないよ 夢覚め刹那に流した涙と 「ごめんね」を いつだって僕は忘れないよ