集じさい (feat. メグッポイド)

歌詞

傘の際から見えてるのは くすむ空とを区切る緑 靴音の上 雨蛙が 鳴いてた 鳴いてた 同じ声で 曇るガラスに 絵を描いては くだらぬことに 笑いあって シャツの袖を捲りながら 並んだ 並んだ 同じ服 着て 晴を待つ僕の元へ 彼を待つ君の元へ あてどなく集うところへ 降り注ぐ長雨の刻む音を 僕は聞いてたから 「アジサイのように同じ花が 集い咲くのを 美しいんだ」と 説いた手紙を歌の後に 仕舞った 仕舞った カバンの奥に 赤い目をした 白い蛙が 迷い込んだと 話題になってる 僕は水から 飛べないまま 羨んだ 悩んだ 答えを探して 誰もが列の元へ 違わない色を求め それでも騒ぐ心へ 降り注ぐ長雨の刻む音を 僕は聞いてたから 誰もが聞いてたから 弧を描く手を繋いで 答えのない今を求め 晴を待つ僕の元へ 雨を待つ僕の元へ あてどなく惑う心へ 降り注ぐ長雨の刻む音を 僕は聞いてたから 止まり聞いてたから