扉の向こう 震えていた 泣きじゃくる子供 脳漿散る すれ違う人塵にナイフが突き刺さる 空に舞い上がる朱色の華が途切れた 声を紡いでいた 怯えて震えた君の指が 晩夏、 僕を掴んだ。 走り出した日々は今 残酷を描くよ 潰れた心を踏み締め 捻れたこの時代の中で ずっと、 ずっと消えぬ名前探して叫び続ける 意義のない血に後悔をした 若くして死んだロックスター 煙撒く友情は影も形にも無い 空に舞い落ちた朱色の華が途切れた 声を結んでいた 怯えて震えた僕の指は 晩夏、君を掴んでいた いない、いない、 鬼に飲まれた孤児の絶叫鎮まる 隠れた愛守って消していいか 獄災や 途切れていった 見えやしない聞こえもしない 阿鼻叫喚ゝ諸行無常。 走り出した日々は今 残酷を描こう 潰れた心を抱き締め 捻れたこの時代の中で ずっと、 ずっと君の名前探して叫び続ける