あの日見送った 答えの先はどこなんだろう 意味のない妄想だけ消えない 全部飲み込んで帰る電車の中 窓に映る俯く人たち それが僕の未来だ 届かない夢を見てた 誰にも言えないまま 夜がほどけちゃうよな 丸い月の向こうまで 手を伸ばしてしまうよ 辿り着けないことを知っていても どこにも行けやしないのに星を 指先でなぞる ただ欠けていく時を待つ僕ら 自分の声が遠くで響いた気がした 知らないフリしてもう 明日がそこまで来てても 戻れない時を嘆く哀れなエキストラ 朝を忘れちゃうほど 落ちていくように何度も 思い描いてしまうよ 間に合わないことを知っていても 自分に宛てた歌とか 手放したはずの未来が まだ頭の中でぐるぐる輝く もういいの もういいよ 知りたくなかったよ もう一度 もう一度 何度も繰り返す問答 まだ諦められないの 夜がほどけちゃうよな 丸い月の向こうまで 手を伸ばしてしまうよ 辿り着けないことを知っていても どこにも行けやしなくても導く 星はなくとも まだ彷徨い続け満たしたい 明け方白んでく空とまだ眠る 街の中で 何度だって届けたい音と言葉が 生まれてくんだきっと 滲む光の向こうへ 沈む月のその先で まだこの指で描く明日がある 気がする
