白い息が 夜に溶けて 足跡だけが 道を残す 凍る湖に 映る横顔 あなたの声が 雪を止める 指先だけが 覚えている 触れた温度が 消えぬように その静寂の 向こう側で 確かめたい この鼓動を 透き通る白 まるで初雪のよう 音もなく積もる 二人の呼吸 指先が触れた その一瞬に 凍えた世界が 色を纏う 沈む光が 水面を割って 遠ざかるほど 近くに感じる 言葉より先に 届く鼓動 深い青さが 名前を呼んだ 浮かび上がる 記憶の粒 沈めたはずの 願いだった 果てのない海の 底からも あなたの声は 届いていた 透き通る青 まるで深海のよう 沈んでゆくほど 近づく鼓動 涙の粒さえ 星座になって 果てない夜空に 道を描く 雪が溶けて 海になる 海が凍って 星になる その境界が 消える場所で あなただけを 見つけていた 透き通る夢 まるで奇跡のよう 白と青が ひとつに溶けて この瞬間を 胸に刻んで 果てしない明日へ 羽ばたこう
