汚れた手を隠すように 夜の中へ溶けていく 優しさに触れるほど 壊してしまいそうで 君の隣にいることが 許されない気がしてた 微笑みひとつさえも 僕には眩しすぎて 逃げることしかできなくて 守ることもできなくて それでも消せないままの 温もりが胸を刺す 離れても 消えない声 何度も僕を呼び戻す 闇に堕ちたこの心でも まだ君を想っている 手放したはずの未来が こんなにも痛いのは きっと僕がまだ “そこにいたい”と願うから 与えられたこの名前も 過去さえも借り物で 本当の自分なんて どこにも残っていない それでも君がくれた “ここにいていい理由”が 消えない鎖のように 僕を繋ぎ止めてる 拒んでも振り払っても 君の光は消えなくて 壊すことでしか守れない そんな自分が嫌だった 戻れない わかっている それでも足は止まらない 罪を背負うこの身体で どこまで行けるだろう 君のいないこの空は あまりにも広すぎて ひとりきりではもう 前さえ見えないのに もしもすべてを失っても 君だけは忘れたくない たとえこの手が血に染まっても その名前だけは守りたい 届かない それでもいい この想いが偽りでも 君がくれた光だけは 確かにここにある いつの日か その笑顔に もう一度触れられるなら 逃げ続けたこの僕を 終わらせてみせるよ どれだけ遠く離れても 必ず君を見つける 今度こそは言えるから “ここにいる”と まっすぐに
