台風一過の君との午前5時 カーテンの向こうの光も見えない 寂しさに愛された君の背中は なんだか嬉しそうで泣いていた 風に鳴る窓辺 縞のシャツと 深い赤色のコウモリ傘も 僕らを見ていたよ 星が光らなかった昨日は 夜明けを待つふたりを包むため 窓を開いて きっと僕ら笑顔になって 今まで生きてた世界に 新しい朝日がさすのなら 君が素直になれるまで 降り続いた雨が急に止んだ のぞき見える空 重なりあい葉上の雫が 落ちていったよ 星が光らなかった昨日は 夜明けを待つふたりを包むため 窓を開いて きっと僕ら笑顔になって 今まで生きてた世界に 新しい朝日がさすのなら 君が素直になれるまで