晴れていく日の匂いに染まる 幸福の一瞬とか 見つめたいのに、 ただ苦しくて。 まだ幼いね 明日が晴れでも多分 雨の日ばかり 馳せたりしてるのかな 今日も月が綺麗だね、なんて 笑ってよ、何も変わんないけど 溶けていく濃い色に滲んでく 憂鬱な一瞬とか 伝えたいのに、ただ悔しくて まだ言えないね 明日が雨なら多分 眠れない夜を 言い訳にしてたのかな 今日は雲が一つもないね、 なんて 笑っても何も言えずにいる 目覚めても、夜を纏うまま 明日が晴れたら まさに 拭えない憂いを 日向に干すみたいに 今日も空はまだ遠いね、なんて 笑ってよ、きっと届かないけど