枯れた心の奥で 冷めない音が 今日も不完全でいる 並みに綴る詩より 僕はただ一つ、 君だけが欲しかったの 口を噤んで一人待った空の下 闇に溶けた孤独を泳いでいる あの日捨てた言葉の端はまだ 酷く膿んだ心に沈んでいる まだ消えないの 光が届くまで 褪せた夢の最中で 明けない夜に 今日も不安定でいる 君に告げた言葉は 嘘が半分くらいか もう散々だって、 そうは言うものの いつからだろう? 変わんないねって 僕はずっと座っているだけだ 冷えた水を掬う両手のように ただ 闇に溶けた孤独を泳いでいる 溶けて消えた言葉は 集められなくても 君に渡す言葉を求めている まだ覚めないの 光が届くまで 無くしたのは純水だ またいつか、